よくばりNBAブログ＠ピーナッツ 
ラッセルウェストブルックは現在、レイカーズで10試合をプレーしています。
結果？ お察しの通りです。
しかしウェストブルックはいくつかの大きなパフォーマンスも見せており、これまでのハイライトはスパーズに対する33ポイントの獲得ですが、10試合の平均は19.0ポイント、8.5リバウンド、7.9アシストで41.8％のフィールドからのシュートです 。 これは彼のキャリアでの最も少ない平均ポイントです。
ウェストブルックが改善点を見つけるにはまだ十分な時間がありますが、シーズンの最初の10試合からいくつかのことが浮かび上がりました。
1.ウェストブルックにショートロールさせる
レイカーズがレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがコートにいるときに、ウェストブルックをどのように使用するかが重要です。
ウェストブルックをシュートのために隅に待機させることは賢明ではありません。それを回避する1つの方法は、レブロンが攻撃をコントロールしているときに、ピックアンドロールのスクリーナーとして彼を使用することです。
ウェストブルックは、カイリーアービングのように簡単にスイッチのミスマッチを行ったり、カイルコーバーのように簡単に3ポイントラインにピックアンドポップしたりすることはできませんが、それでも彼は素晴らしいアスリートです。その組み合わせにより、 ショートロールで相手にダメージを与えます。
チームがグリズリーズに勝利したときのようにウェストブルックを動かせたら勝利の可能性はグンとあがります。
2.もっとビッグスリーを同時にコートにだす
私たちががっかりしている理由はいくつかあります。 1つ目は、ウェストブルックがオフボールで特に活発に活動したことは一度もないということです。 2つ目は、ウェストブルック、レブロン、デイビスがあまり一緒にプレーしていないことです。
10試合を通じて、3人は合計113分間コートを共有しました。 レイカーズは３人が出ている状況では0.9のディフェンシブレーティングを記録しました。
さらに心配な兆候は、レイカーズがビッグスリーのメンバーの誰かがベンチに座ったときにより悲惨になったことです。 レブロンなしのウェストブルックとデイビスのネットレーティングは-8.4、レブロンとデイビスなしのウェストブルックのネットレーティングは-9.6、ウェストブルックなしのレブロンとデイビスのネットレーティングは-8.7です。
したがって、これらの組み合わせのうち3つはこれまでのところマイナスであり、1つはわずかにプラスでした。
私たちはまだいくつかの小さなサンプルサイズで評価していますが、それらのどれもまだうまくいくことができていないという事実は変わりありません。
3.本来のレイカーズを取り戻す
レイカーズは今シーズンこれまでのところ選手の怪我に悩まされています。
レブロンの欠場に加えて、このチームで重要な役割を果たしているテイレン・ホートン・タッカーとトレヴァー・アリーザは、今シーズンまだプレーしていません。 レイカーズで最高の3ポイントシュートを放ったウェイン・エリントンも、ハムストリングの負傷でシーズンの最初の8試合を欠場しました。
もちろん、全員が戻ってきてもすべての問題が解決するわけではありませんが、完全なロスターを作成するのに役立つことは確かです。 彼らが完全に復活できれば状況が今よりもよくなることは明らかです。
4.シュート精度の改善
キャリア30.5パーセントの3ポイントシューターであるウェストブルックは、今シーズンは26.8パーセントです。 彼はキャッチアンドムーブからシュートするのに苦労し、キャッチアンドシュートはスリーで30.4パーセント、プルアップからのスリーは23.5パーセントになりました。
ウェストブルックのシュート精度があがれば攻撃の幅が広がります。
5.バディ・ヒールドをトレード
レイカーズがウィザーズからウェストブルックをトレードしようとしているというニュースが報じられる少し前に、レイカーズはヒールドとの契約を完了する方向に動いていると報告されました。
ヒールドは完璧なプレーヤーにはほど遠いですが、彼はエリートの3ポイントシューターです。 今シーズンのキングスとの9回の試合を通じて、彼は平均10.7回の3ポイントの試みを行い、41.7パーセントの精度でした。 彼がその精度でスリーを撃ち続けることができるかどうかは時が経てばわかるでしょう。そして彼がその精度を維持できれば、彼は有望チームに招待されるでしょう。
ウェストブルックが苦戦し、ヒールドがスリーを撃ち続けている限り、起こらなかった取引を悔やみ続けます。
6.フリースロー精度も改善
ウェストブルックのフリースローの精度は今シーズンずっと下がっています。
彼のフリースローの成功率は62.8％になっています。
フリースローの回数は、今シーズンを通して全体的に減少していますが、ウェストブルックには改善が必要です。
7.忍耐力
トレイルブレイザーズに敗北した後、ウェストブルックは自分の置かれている状況について話しました。
「私はなぜだめなのか、それを理解しようとしているだけです」彼は言った。 「それが私が常にしていることです。それは私が過去4、5年やってきたことです。新しいチームに来て、状況を最大限に活用し、コーチからの指示が何であれ、チームにとってより良いことをする方法を見つけるだけです。」
「しかし、それは常に自分がフロアにいるはずの選手になれるようにするための苦労であり、それらをすべてを行い、可能な限り一生懸命にプレーしている。そして私はチームのためにそれをしなければならない。今夜はそれができませんでしたが、確実に前進しています。」
8.この状況は過去にもありました
ウェストブルックの試合後のコメントに信ぴょう性を持たせる出来事が過去にもありました。レイカーズの希望の兆候は、彼が前の2つのチームでもスロースタートだったということです。
2019-20年のロケッツとの最初の10試合で、ウェストブルックは平均21.4ポイント、8.0リバウンド、6.9アシストで、フィールドからのシュートは45.3％、3ポイントの範囲からのシュートは22.4％でした。彼はシーズンを平均27.2ポイント、7.9リバウンド、7.0アシストで47.2％のシュートを終え、オールNBAサードチームに選ばれました。
2020-21年のウィザーズとの最初の10試合で、ウェストブルックは平均18.9ポイント、9.6アシスト、9.3リバウンドで、フィールドからのシュートは38.1％、3ポイントの範囲からは33.3％でした。後に彼は1試合あたり平均22.2ポイント、11.7アシスト、11.5リバウンドでシーズンを終えました。これは、彼のキャリアで4回目、シーズン全体で平均トリプルダブルです。
レイカーズは、レギュラーシーズンが進むにつれてウェストブルックの改善傾向が続くことを期待することしかできません。
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